サイドパネル取り外し
車体左側のパネルを取り外します。
固定ボルトは一箇所のみで、その他の部分は突起部分がゴムブッシュにはまっているだけなので、引き抜くだけです。
※この画像はボルト部分をオシャレ用に交換してあるため、通常はこの色のボルトでは固定されていません。

コネクター取り外し
燃料タンクからの電気配線が一本出ており、そのコネクターを切り離します。
画像中央の4極(配線は3本のみコネクターに刺さっています)の黒いコネクターです。
コネクターはステーに固定されていますが、ステーから外した方が作業は楽です。

黒いコネクターですが、2重構造になっていてぱっと見だと、外し方を間違えます。
コネクターの解除用のレバー?の部分をコネクター側に押し込んで抜く様に見えるのですが、実際は外側に広げて抜きます。
そうするとコネクターの中心部分が抜けます。
実際に作業をして、一番手こずった部分です。
サービスマニュアルには『コネクターを抜く』としか書いておらず、初見殺しな構造なので、少々てこずりました。
コネクターを抜く際は、解除レバーをコネクター側に押し込むのではなく外側に広げる。

固定ボルト取り外し
燃料タンクのボルトの固定箇所は燃料タンクの前側2本、後ろ側1本です。
前側はキーシリンダーの横、後ろ側は燃料タンクの後方の中央の一本です。


燃料ホース取り外し
燃料ホースのコネクターは赤い部分があるのでわかりやすいです。
赤い部分は、燃料ホースのロックをするパーツで、これを解除すると燃料ホースを引き抜けます。
マイナスドライバーをロック部分に差し込んでクルンとすると、ロック部分がずれます。
完全には取り外しはしないで、十分に広げるだけでOKです。


燃料ホースを引き抜く際は、ホース内のガソリンが漏れますので、燃料タンクをちょっと持ち上げるなどして、ウエスを隙間から突っ込み、ウエスを下に敷いててから作業を行ってください。
サービスマニュアル上もそう指示してあります。
燃料タンクの取り外し
燃料タンクを慎重に持ち上げて、燃料タンクを外します。
燃料の配管内のガソリンが、持ち運び中も多少ポタポタ落ちますので、ウエスを準備しておくと良いと思います。
以上で燃料タンクの取り外しは完了です。

コメント
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はじめまして。最近EX400Fを買いました。
プラグを外したかっただけなのですが、つまづいてしまい、色々調べたところ、このブログにたどり着きました。
パーツリストとサービスマニュアルも買ったのですが、今ひとつ釈然とせず(写真も白黒なので)、拝見したところ合点がいき、スムーズに取り外すことができました。ありがとうございました。困りそうなところを丁寧に説明されていて大変参考になりました。
初めてカワサキ車を買ったのですが、他メーカーと造りは似ていても固定方法がちょっと変わっていて整備性はあまりよくないかな、という印象です。バイク自体は大変気に入っているのですが(^^;)。
今後とも参考にさせていただきます。